去年の暮れに「
こんなコンパクトデジカメが欲しい!」という記事を書いたのですが、今年の新製品発表がいよいよ始まったようで、中でも今、気になる商品がこれ。

DMC-TZ1の後継機DMC-TZ3です。
「奥様カメラ」というキャッチコピーにはなっていますが、ようするに28mm始まりのスリム10倍ズームデジカメです。
TZ1は「旅カメ」でしたが、TZ1の気になっていた「中途半端に分厚い」「広角が物足りない」「レンズキャップがある」「大型液晶」といった点が改良されています。
私の欲しいデジカメ仕様と照らしてみると、
△解像度は500万画素前後
→他社と比べて無駄に画素数アップはしてない
○ワイド端は28mm相当から(できれば24mm相当)から
○ズームは3倍〜4倍以上(デジタルズームは不要)
△開放F値はワイド端でF2.8、テレ端4.0くらいまで
→ちょっと暗くなってしまいましたね
○最短撮影距離は5cm以下
・9点測距AFと1点測距AF切替、AFロック機能
→AFロックあるのかな?
○ワンショットAF、AIフォーカスAF相当のAF機能
○AF補助光あり
・評価測光、中央重点測光、スポット測光切替
→???
×シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出
→モードが選べないのが残念
・ISO400まで常用できる画質、ISO1600まで可
→サンプル画像が出回るのを待ってみたいです
○光学式手ブレ補正(絞り3段分くらい)
○3インチ以上の液晶
×RAWデータのみでの記録ができる
→このクラスのカメラには期待できないのでしょうか?
同時発表のFZ8には採用されたようなのですが
○メモリカードはSDカード(SDHC対応)
×秒4コマ以上の連写性能(メモリいっぱいまでフリー)
→高速連写3コマ/秒、フリー連写2コマ/秒で、
あんまり進化してないですね。
○動画は640×480画素:30fpsでメモリいっぱいまで記録
→848×480画素モードがあるのはいいですね
×撮影可能枚数:500枚以上
→270枚は少ないかも
・起動時間0.5秒以内
→カタログスペックにみあたりませんね。。。
×厚さ25mm以下
→厚さ36.7 mmは10倍ズームじゃ無理でしょうね
×重さ150g以下
→こちらもやっぱり重たい約257g(電池込み)
(今使ってるのが約200g(電池別)なので少し重い)
という感じで、大きさは10倍ズームのメリットと天秤にかけるにしても、マニュアルモードとRAW記録がないというのが、FZシリーズではできているだけに、ついてないのがとっても残念です。
まだCanonが春モデルを発表していないので、IXYの新製品にも期待したいところです。
でもお手軽10倍ズームとしてはかなり魅力的ですね。